2009/08/10
先週末の8/9(日)、シカゴのダウンタウンで開催されていたLOLLAPALOOZAが最終日を迎え、バドワイザー・ステージではPERRY FARRELL率いるJANE'S ADDICTIONが圧巻のクロージング・パフォーマンスでファンを魅了。演奏曲数は12曲と少なかったものの、ステージ内容はヒット曲のほとんどを網羅する満足度の高いものであり、熱狂するファンの期待に応える演奏を聴かせた。
最終日のヘッドライナーを務めたJANE'S ADDICTIONのステージは、その前に演奏していたLOU REEDとBAND OF HORSESの両アクトの演奏が長引いたために予定よりも15分遅れでスタート。持ち時間が削られた形となった彼らだが、それを埋め合わせるに十分の魅力的なステージを見せてくれた。
ゴールドに輝く燕尾のトップコートにパンツ姿のFARRELLが拳を何度も振り上げながらステージに登場すると、上空にヘリコプターが舞い、スポットライトが会場のファンを照らし出す中、オープニングの「UP THE BEACH」でステージの幕が開いた。そして「MOUNTAIN SONG」に差し掛かった頃には演奏が完全に波に乗り、DAVE NAVARROの圧巻のギターに導かれて演奏はクライマックスへと突入。終始体をくねらせステージを飛び回っていたFARRELLは、それぞれの曲の前に短いイントロダクション的なコメントを発し、コルセットにカツラをかぶった姿のダンサー2人をフィーチャーした「THREE DAYS」や「BEEN CAUGHT STEALING」を始め、「OCEAN SIZE」、「TED, JUST ADMIT IT…」を演奏。そしてアンコールとして再びステージに登場して「SUMMERTIME ROLLS」を演奏すると、FARRELLがステージにAEROSMITHのギタリストJOE PERRYを呼び込み、NAVARROとPERRYが並んで「STOP」と「JANE SAYS」をパフォーマンスするという嬉しいサプライズもあった。
この最終日には、他にもTHE KILLERS、SNOOP DOGG、VAMPIRE WEEKEND、SILVERSUN PICKUPS、KAISER CHIEFS、DAN AUERBACH、COLD WAR KIDS、DEERHUNTERがパフォーマンスを行い、3日間の熱いイベントを締め括った。
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